
親亡き後の何が心配?
障がいのある子供のいる親の皆さん、親亡き後について、何を感じますか?
おそらくほとんどの方が、親亡き後は、どうなるのだろう?と心配されていることでしょう。
子供に障がいがあると、親亡き後、一人で生きていくのは難しいのではないか、もしも兄弟姉妹がいたとしても、迷惑をかけたくない、面倒をみてもらうのは無理だろう、そう考える方もいるでしょう。
障がいのある子供にとって、親亡き後、何が一番困るでしょうか?
経済的なこと?
生活のこと?
人との関係?
親亡き後は、たとえ障がいがあっても、いろいろな支援を受けて、地域で暮らしていく方法もあるでしょう。
または、障がい者の施設やグループホームなどに入って、生活する方法もあるでしょう。
それをいつまでに、どうやって決めれば良いのか、どんな準備をすればいいのか、考えることはたくさんありますね。
心配することをちょっとお休みしてください
親亡き後の心配をして悩んでいる、障がいのある子供のいる親の皆さん、いろいろな情報を集めることも大事なことですが、ちょっと立ち止まって、心配することをお休みしてみませんか?
頭の中は、障がいのある子供のことでいっぱいかもしれませんが、ちょっと視点を変えて、自分の方に意識を向けてみましょう。
あなたは、今どんなことを感じていますか?
親亡き後のことを考える前に、今目の前にいる子供や他の家族、周りの人たちに対して、どんなことを感じているでしょうか?
感じ方は、人それぞれだと思います。
周りの目が気になっている自分を感じる
子どものことを受け止められていないような気がする
他の家族に対する苛立ち
障がいのある子供をかわいそうだという気持ち
自分が頑張らないといけないという思い
子供に対して責任を感じる
申し訳ないという気持ち
など、感じることはさまざまでしょう。
どんな自分も認める
どんな風に感じたとしても、そんな自分を認めてあげてくださいね。
自分の気持ちを否定しないで、今自分はそんな風に感じているのだなあと、思ってください。
もしも自分の気持ちに注目しても、何も感じない、自分が何を感じているのかわからない、
そんな方がいれば、静かなところで、ゆっくりした時間を取って、軽く目を閉じて、自分の呼吸に注目してみてください。
頭を使って一生懸命考えるというよりは、ゆったりした中で、自然に浮かんでくることに気づいていく、そんな感じです。
いい悪いの判断はしないで、今の自分が何を感じているのか、それがわかれば、障がいのある子供に対する気持ちも変わってくるかもしれません。
本当の気持ちに気づく
例えば、Aさんは、子供のことを心配していたけど、それは周りからどう思われるかという心配だったことに気づいて、それに気づくと、本当は子供のことはそんなに心配しなくてもいいような気がしてきたようです。
自分の気持ちに注目して、自分の本当の気持ちに気づいていくと、親亡き後の将来に向けての気持ちも、整理されてくるでしょう。
その後で、必要な情報を集めて、行動に移せばいいだけです。
実際に、子供や他の家族と将来について話し合うときも、自分の本当の気持ちがわかっていれば、話しがスムーズに進むでしょう。
まずは、自分に注目し、その気持ちを認めてあげてくださいね。
もしも、一人で自分に向き合うことが難しい時は、お手伝いできますよ。
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