うつ病の夫を支えることに疲れた
夫がうつ病になって、ずっとそばで支えてきた妻の方、支えるのはもう疲れた、そんな風に思うことはありませんか?
最初は、夫の様子がおかしいなあと感じ始め、ひょっとしたらうつ病かもしれないと思い、どう接したらいいのか、わからなかったことでしょう。
うつ病だとわかり、病院のドクターや専門家からは、励ましてはダメ、気持ちを受け止めてあげてと言われて、言いたい気持ちを我慢して、見守ってきたのかもしれません。
夫に早く元気になってほしいと言う気持ちで、ずっと支えてきたけど、それが長くなると、だんだん疲れてきて、もうこれ以上は支えられない、とそんな気持ちになっても不思議ではありません。
自分の気持ちにフタをしたり、言いたいことを我慢したりすると、余計に疲れを感じるでしょう。
夫のうつ病が少しずつ良くなっているときはいいけど、いつまで経ってるも良くならないと感じたら、余計に疲れたなと思うはずです。
自分の本当の気持ちを知る
本当は疲れていても、それに気づかなかったり、本当はやりたくないことなのに、そのことに向き合わないようにして、がんばりすぎると、疲れがたまって、ダウンしてしまいます。
まず大事なことは、自分の本当の気持ちを知ること。
本当はどうしたいと思っていますか?
身体はどんな感じですか?
疲れていませんか?
たとえば、夫がうつ病になってから、夫は仕事を休み、傷病手当だけの収入。
自分がフルタイムで働き、家計を支えてきた。
早く働けるようになってほしい気持ちがあるけど、それを言うと、夫を追い詰めることになって、却って逆効果になり、回復を遅らせることになりそうで、言えない。
そんなときは、もちろん夫にそのままの気持ちを伝えるのは、よくないので、まずは、そんな自分の気持ちを認めることが大事です。
そんな風に思ってはいけないと、自分を否定するのではなく、今はそんな風に思っているのだなあと、自分の気持ちを認めてあげましょう。
よくがんばった自分を労う
そして、自分の気持ちに気づいて、それを認めてあげたら、よくがんばっている自分を労ってあげましょう。
夫が働けない分、家計を支えるために、本当によくがんばって、働いてきましたね。
よくがんばっているね。よくやってるよ。
と、自分で自分に声をかけましょう。
子育てや家事をがんばってやっているなら、そのことも褒めてあげましょう。
夫にあまり頼れない中、よくやっていると思います。
ひょっとしたら夫からや夫の家族から、労いの言葉や感謝の言葉があるかもしれません。
そんな時は、素直にその言葉を受け取りましょう。
もしも、誰からも労われたり、感謝されたりしなくても、自分だけは自分を労ってあげてくださいね。
本当によくやっていますよね。
本当の気持ちに気づく
自分のことを認められるようになれば、心の奥の本当の気持ちに気づくようになるでしょう。
夫に対する気持ち、自分は本当はどうしたいのか、これからの生活、子どもたちや家族に対する気持ち、仕事への思いなど、感謝の気持ち、つながりたい気持ちなどが出てきたら、それを正直に、夫に伝えてみましょう。
夫に対して非難する気持ち、責めたい気持ちが出てきたら、それを否定するのではなく、ちょっと横に置いといて、夫に直接向けるのはやめて、ノートに書き出してみましょう。
何か気づきがあるかもしれません。
たとえば
何でいつまで経っても働かないの?
もう疲れたよ
ずっと暗い顔で居られると、本当に疲れる
そんな気持ちをどんどん書いていってください。
誰にも見せないので、正直に思い浮かぶままに書いていってくださいね。
そしてそんな自分の気持ちを否定しないで、認めてあげてください。
そうすると、本当は、
夫に自分の気持ちをわかってほしい
自分のことを認めてほしい
夫といい関係になりたい
夫とつながりたい
そんなことに気づくかもしれません。
正直な気持ちを伝える
心の奥の本当の気持ちに気づいたら、もう一度正直な気持ちを、夫に伝えてみましょう。
今度はきっと伝わると思います。
でも、もしも自分に向き合っても、夫に対するイライラが消えない、非難したい気持ちが強い、そんな時は、専門家の助けを借りることをお勧めします。
きっと疲れがたまっているのでしょうね。
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